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☆ビタミンE::ミニ栄養学
ビタミンEは強い抗酸化力を持つビタミン。細胞の老化を防ぐことから、生活習慣病の予防効果が期待されています。
●生理作用
ビタミンEは、広く細胞膜に存在しています。細胞膜を構成するリン脂質には不飽和脂肪酸が多く含まれ、これが酸化すると過酸化物質が生じ、細胞が傷ついて老化が進行します。
ビタミンEは、強い抗酸化力を持っているので、有害な過酸化物質の生成を防ぎ、細胞の老化を防いでくれます。また、血液中のLDLコレステロールの酸化を防ぐ働きもあるので、動脈硬化の予防に効果的です。
その他に、ビタミンEには、末梢血管をひろげ、血行をよくする働きもあることから、血行障害によって生じる肩こりや頭痛、冷え性などの改善にも役立ちます。
●過剰になると・・・
健康人では比較的過剰症が認められません。しかし、過剰にとり続けていると軽度の肝障害を起こすといった報告もあるので、長期間とり過ぎるのはよくありません。
●不足すると・・・
ビタミンEが不足すると、血液中のビタミンE濃度が低下し、細胞膜の脂質が酸化され、未熟児や乳幼児などは赤血球の抵抗性が弱り、溶血性貧血を起こすことがあります。ビタミンE欠乏により、動物では、不妊症や筋肉の萎縮が、ヒトの場合は、ごくまれに感覚障害や神経症が起こります。
●上手なとり方
ビタミンCと一緒にとると、ビタミンEの抗酸化力がアップします。また、β-カロテンやビタミンB2、セレンなどもそれぞれ抗酸化力を持っているので、合わせてとるとより効果的です。ビタミンEは、植物油に豊富に含まれていますが、古くなったり加熱すると酸化が進むので、早めに使いきることが大切です。
だんだんと寒くなってきましたが、野菜もこの寒さを乗り越えることで抗酸化力がアップするといわれています。紫外線や寒さなどのストレスによって酸化現象が起こるため、抗酸化パワーのあるビタミンEやC、カロテンなどを自力で増やし、外界からのストレスに対抗しているのです。
私たちも、野菜たちに負けないように、がんばりましょう!
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