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伏見とうがらし::気になる食材

伏見とうがらし
●旬
5月下旬?9月
●種類
京都で栽培されている唐辛子の一種で、別名で「伏見甘」、また唐辛子の中では一番細長いことから「ひもとう」と呼ばれ、関西では「青とう」とも呼ばれています。
●栄養
実のたんぱく質、カルシウム、リンの含有はピーマンの2倍、食物繊維は3倍で、古くから夏バテ解消の食物として重宝されています。また葉にもビタミン類、鉄分、カルシウムが含まれています。
●選び方
つやと張りがあり、曲がっていないものがいいとされています。
●調理法
唐辛子でありながら、辛味がほとんどなく(カプサイシンも含まれていません)独特の風味と甘さがあり、サッと焼いてかつお節と醤油をかけるだけでもおいしくいただけます。他にも天ぷらや煮物などにむきます。
またピーマンと同じように、トマト煮込みなど、洋風の料理にも適しています。
さらに京都では実だけでなく、葉も「きごしょう」といって佃煮にしたり、煮物に入れ重宝されています。
●歴史
1684年の江戸時代の書物「雍州府誌」に「山城の国、伏見辺りで作られたものが有名」と記載されていることから、伏見とうがらしと呼ばれ、伏見付近を中心に栽培されてきました。
●小話
京野菜では他にも「鷹ヶ峰唐辛子」「田中唐辛子」「万願寺とうがらし」などの唐辛子がありますが、舞鶴生まれの万願寺唐辛子は、大正末期に「伏見とうがらし」と肉厚で大型のピーマン「カリフォルニアワンダー種」との交雑で生まれたと言われています。
出典
料理食材大辞典(主婦の友社)
こんなにおいしい地方特産野菜110 芹沢正和監修(同文書院)
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