赤ミズ::気になる食材

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赤ミズ

●旬
旬は5月上旬?6月下旬と言われていますが、10月くらいまでは食べられます。

●産地
北海道から九州まで全国に分布していますが、長野、新潟、東北など雪国に育つものが大きくてやわらかいです。
                       
●種類
山菜の一種で茎が赤く、水分が多いことから「赤ミズ」と呼ばれ、他にも「ウワバミソウ」、「ミズ」、「ミズナ」、「トロロクサ」などと呼ばれています。ウワバミソウというのは大蛇(ウワバミ)が住むような渓流などに生えていることからつけられたようです。他に見た目が似ていて茎の青い「青ミズ」という山菜もありますが別の種類です。

●栄養
ビタミンCが豊富でヌメリ成分のムチンが含まれており、消化促進を助けます。

●調理法
アクやくせもほとんどなく、生でも食べられ、シャキシャキしています。。
若い茎はゆでてお浸し、和え物、汁の実などにすると歯切れがよくておいしいです。茎が太く、少しかたい場合には皮をむいてから食べたほうがいいですね。
根茎はたたいてから細かく刻んですり鉢ですり、醤油や味噌などで味付けしてとろろのようにして食べます。これはたたきミズ、ミズトロロなどと呼ばれ、珍味とされています。すり鉢でするときに、酢を入れてすると、きれいなピンク色に仕上がりますよ。
若葉はお浸しや、和え物、汁の実の他、天ぷらなどにして食べられています。
また根を乾燥させ粉にひいたものは、味噌汁などにいれるとトロロ状になり、トロロ昆布のようだということで、ミズ昆布といわれています。
そして秋になると節の部分が膨らみ、「みずの実」と呼ばれる、むかご(肉芽)ができます。これも醤油漬けや味噌漬けなどにし、山菜の珍味として食べられています。

●小話
赤ミズは、全体が水圧で保たれているようなみずみずしさがあるので、そのままかめば水代わりになるので、山歩きのつまみ食いに覚えておくといいですね。
大蛇が住みそうなところに生えるところから、ウワバミソウと名がついていますが、大蛇が獲物を飲み込み苦しむとき、この草を食べるとたちまち消化してしまうという話や、大蛇がこの草を食べすぎて、消化がよすぎて大蛇自身が溶けてしまうという俗説もあるほどなので、昔から消化促進を助けるものとして食べられていたみたいですね。

出典 

料理食材大辞典(主婦の友社)
山菜採りナビ図鑑 大海淳著(大泉書店)
とびっきり山菜料理の本(創森社)
素材de料理 クッキング新辞典(学研)

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